40歳専業主夫になった経緯

こんにちは、40歳、香港在住、先日、専業主夫になりました。ダディーです。

このブログでは家事・育児について、夫婦・家族についての記録をつけていきたいと思います。

読んでいただける方がいたらうれしいです。

主夫になる前の生活

主夫になる前、私は普通のサラリーマンでしたが

香港のデモ、コロナ、ビジネスパートナーの帰国などを理由に自分の会社を閉めた過去がありました。

再就職した仕事は外資系のため勤務時間は午後から夜にかけて、土日勤務もあり、共働きの妻とはすれ違いの生活でした。

自分のやりたい仕事をしたいという気持ちで香港で起業したこともあり、

39歳で娘を授かった私は、安定した雇われの身がありがたいながらも、

「このままでいいのか」という気持ちを持ちながら働いていました。

主夫になるきっかけ

ヘルパーさんが辞める!?

きっかけは、娘の面倒をみてくれていた住み込みヘルパーさんが国に帰ることになったこと。

(香港では一般家庭でも住み込みのヘルパーさんが多くみられます)

保育園はすぐには入れない、入れるとしても来年の9月(香港の学校は9月はじまり)

シッターさんを雇うか、新しいヘルパーさんを探すか、

日本人夫婦の私達には香港に頼れる家族や親戚もいません。

さらに娘が1歳を過ぎどんどん成長し色々なことを吸収していくのを目の当たりにして、

自分たちの手で育てたい、という気持ちが高まっていた時期でもありました。

夫婦の選択

共働きだった私たちにとって迫られたのは「どちらかがフルタイムの仕事を辞める」という選択でした。

どちらか。答えは簡単でした。

妻は普通の会社員ですが、今の会社・仕事が好きで、これからも長く働きたいと考えていました。

私は、「このままでいいのか」と感じながら働き続けていました。

私たちの答えは自ずと、「私が辞めて、少なくとも保育園に入れるようになるまでは娘の面倒をみる。」でした。

もう一つの理由

家事力

専業主夫にすんなり移行できたもう一つの理由は、私にそれなりの家事力があったからだと思います。

晩婚の私は一人暮らしが長く、また過去の仕事の関係で掃除も好きであり一通りの家事をこなすことができました。

妻も一人暮らしが長かったのですが、家事が苦手(というか嫌い)らしく私が人並みにしている家事でも、「すごい!」と言ってくれます。

もしかしたらおだてられているだけなのかもしれません。

育児に関しては第一子のため二人とも初心者、

家事(掃除・洗濯・料理)においては私のほうが妻より得意

これも私がやめて専業主夫になるという決断につながったと思います。

妻が背中をおしてくれた

夫の葛藤

条件だけを見るとすんなり決まったように思えますが

40歳で仕事を辞めて主夫になる決断はもちろん簡単ではありませんでした。

専業主夫になり社会とのつながりがなくなる、この歳で無職になるという漠然とした不安や、

夫・父親として収入がなくなるのはどうなのか、

今後また新しいビジネスを初めて本当にうまく行くのかというプレッシャーがありました。

妻の言葉

それでも決断できたのは、ことあるごとにかけられた妻の言葉です。

「生活できないほどお金が無くなるわけじゃないし、家族一緒なら最高に楽しく生きていける」

「家族との時間が増えることは給料をもらうより何よりも価値がある」

「まだまだ若い(大して若くないのに)んだからやりたいことやろう!」

「私たちなら上手くいくさ!」

人生の半分以上を海外で一人で生活してきた妻は

頭が柔らかく、度胸があり、なんて頼もしい相棒なんだと感じました。

妻は普通の会社員、特別給与が高いわけではありませんが、家族が生活できるくらいは稼いでいます。

そして彼女には、雇われの仕事とは別に、個人的に進めているビジネス(活動)がありました。

夫婦の決断

夫婦で話し合った結果、私が当面の家事育児を担当し、

娘が保育園に入ったら、私が妻のビジネスを本腰でサポートするために起業することに決めました。

専業主夫って?

さぁ、晴れて仕事を退職した私は、「専業主夫」という単語を調べました。

専業主夫とは、家事や育児に専念する夫のこと

専業主夫とは、就職せず、家にいて家事(炊事、洗濯、掃除、買物、家計管理)や育児に専念する夫のこと

なるほど。一応当てはまる。

英語では?

full-time househusband, stay-at-home dad

家にいるお父さん。フルタイムで家のことをする夫。当てはまる。

よし、どうやら当面は「専業主夫」を名乗ってもよさそうだ。

ということで、香港在住、40歳、専業主夫始めました。

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この記事を書いた人

40歳、2022年12月から専業主夫、1歳の娘有り
✦米国国立大学卒業後、東京で上場企業に就職。
✦30歳を節目に渡港、現地でコネクションを築き起業。
✦香港のデモやコロナの影響で廃業し外資系企業へ再就職。
✦自身の再起業準備のため退職、家族と相談し当面は専業主夫となることに。

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