公立病院で入院していました

こんにちは。ワーママかおりです🌸

香港人夫と共働き+メイドさんなしで、1歳の息子を育てています。

こちらのブログではマルチリンガル育児・日常・独り言・香港のお得情報?!など発信していければと思っています。

旧正月前に入院しました

背景

なぜかと言いますと、過去の記事にもあります通り、先日息子が1歳半の予防接種を受けまして・・・

おそらくですが、副作用で38度越えの熱が続き、これはもう自宅観察では良くないと夫婦で判断して
救急に連れて行きました。(香港では救急は公立病院のみとなります。

香港で救急にかかるには

連れて行く目安

こちらは一般論になりますが、子どもの異変を感じたらどうか迷わずに病院に連れて行ってください。
あくまでも我が家の目安ですが、以下の症状があれば救急に連れて行くように夫と決めています。

  • 呼吸が苦しそう
  • 痙攣
  • 食欲がない、食べられない
  • 唇の変色(むらさき)
  • 意識が混濁している・はっきりしない
  • 高熱が続いている(39度以上の熱が24時間以上続く・薬を飲ませても熱が下がらない)

どこに行く?


救急は英語でAccident & Emergency (A&E)といいます。ちなみに香港で救急車を呼ぶと最寄りの公立病院に運ばれます。

A&E(公立病院のオフィシャルサイト)

救急車の呼び方

ちなみに香港で救急車を呼ぶには「999番(香港警察)」へ電話してください。
繋がらない可能性がありますが、日本語ホットラインがあるそうです。2529-0000
また日本語のサポートが必要な場合は、在香港日本国総領事館へ連絡することも可能とのこと。2522-1184

確実に、そして救急の場合は、999にかけるのが良さそうですね。

私たちはタクシーで病院に行きました。
コロナ禍ということもあり、タクシーの運転手さんに断られることもあるので注意です。
(以前はコロナ患者専用タクシーの予約などもあったのですが、撤廃済。)

公立病院はいつも混んでいるので、救急といえども待たされることが多いです。
そのため、病院バックはある程度しっかり準備したほうが良さそう。
私たちの入院バックはこんな感じです。

持ち物リスト

  • (超必須)Birth Certificate 原本
  • ワクチンレコード
  • おむつ(1袋そのまま持って行ってもいいかも。最悪12枚(丸2日を想定)で後から追加でも可
  • 飲み水
  • パックのジュース
  • 子どもが使い慣れた食器や水筒・スプーンなど
  • (ミルクの時は哺乳瓶6本、ミルク缶1缶)お湯はもらえます
  • おしり拭き1箱
  • ティッシュ1箱
  • 着替え(2、3セット)
  • スタイ(うちはよだれマンなので多めに)
  • ベビーフード・おやつ・軽食
  • スープジャー
  • 体温計(病院にありますが看護師の履歴用なので、手元にあった方が親は安心)
  • おもちゃ(音が出ないもの、ぬいぐるみや絵本など)
  • ipadなどに子どもが好きな動画をダウンロードしておくのもおすすめ
  • RATテストキット(コロナ検査キット)
  • 親の食事(パンなどの軽食がおすすめ・ホットフードは禁止)
  • 使い捨てのカトラリー
  • 上着(親・子)
  • ブランケット(できれば子どもが日々使っているものがおすすめ)
  • 子ども用の食器洗剤(小さいボトルに移し替えて)
  • 歯ブラシと歯磨き粉

あってよかったもの

上記は厳選したものなので、全てあって助かったのですが、スープジャーが助かりました。
食事は決まった時間に必ず運ばれてきます。
もし息子が寝ていて、冷めてしまっても温め直しなどをしてもらえない(回収される)ので、
私は食事をもらったらすぐにスープジャーに移しかえていました。
長時間の放置はNGですが、お昼寝から起きて温かいご飯をあげられたので、持ってきてよかったと心から思いました。

母子手帳について

香港はなんと母子手帳がありません。
(以前は領事館で希望者に配布があったのですが、今はPDFダウンロードのようです。【リンク】)
胎児の検診記録は公立病院の場合、公立のデータベースで管理されているし(受付用の書類などはあります)
生後の身長体重を記録するノートもありますが、検診以外で持ち歩く必要がありません。
強いて言うなら、Birth Certificate+ワクチンレコードが母子手帳がわりになるでしょうか?
とにかく香港の赤ちゃんについては何の申請をするにもBirth Certificateが重要なようです。

付き添い入院の辛さ

一番辛いのは、発熱している息子なんですが、それを前提に吐き出させていただくと、
入院中は親もかなりしんどいです。

しんどいポイント①待ち時間

前述したように公立病院はかなり混み合います。待ち時間に3時間〜など聞きますが、本当に待たされます。
感覚的に子どもの診察は比較的早い印象がありますが、待たされて、入院が決まってから入院手続きを行うのにまた待って・・と待つことを覚悟する必要があります。
今回は夫が入院手続きをしてくれましたが、朝8時半に病院に行き、病室に入れたのはお昼過ぎでした・・・
約6時間。抱っこし続けて大変だっただろうなと思います

かおり

大変だったね、お疲れ様。

いえいえ。夜は任せたよ、、、ぐったり。

しんどいポイント②コロナ陰性証明

コロナが風邪と同様に扱われるといえども、まだまだ病院では対応は慎重です。
(こちらは病院や、時期によって対応が違う可能性があるので、都度病院にご確認ください)
私たちはQueen Elizabeth病院でお世話になりましたが、
付き添い入院には、コロナの抗原検査(街中でやってるやつ)を受けてくること、が条件でした。
入院初日は結果が出ていなくても、検査を受けてきたという証明となるSMSメッセージがあればOKとのこと。
翌日の朝にナースが病室に来て、「検査結果は?無かったら下で受けてきて」と言いにきます。
(病院でも受けれるようです、病院によるのかしら。入院中はバタバタするので、受けてきた方がやはりおすすめ。)

仕事後に急いで検査を受けに行くため、さて予約、、、近場は埋まってる、、、。
予約ページ
近場は埋まっていたので、土地勘のありそうな、駅からも近そうなところを検索して予約します。
仕事後急いで向かうと、長蛇の列!!!!!!!本当に皆予約してるの?!
並んではみたものの、かなりの人!2時間はかかりそうだと思い、前後の人に声をかけると
前)英語分からない。
後)予約してる列だよ。
ということなので、渋々並んで待っていたら、係の方が何用に検査が必要なのか?と聞いて回っていました。
「I need to take test for visiting my son in the hospital」と伝えると、それなら向こうのテントに行ってと言われます。
並んでいたのは紙での結果が必要な方だそうで・・・助かった。汗

SMS結果のみの列はかなり早くて、受付(用途をもう一度聞かれ、電話番号の再確認)
SMSが届けば、もう検査のテントに進み、一瞬で終わりました。ほっとしました〜。

しんどいポイント③親の寝る場所

病院なので、もちろん付き添いの親には何もありません。(当たり前ですが、実際辛い)
ですが、今回は赤ちゃん用ベッドの隣にリクライニングできるタイプの椅子が!


最初は普通の椅子(本当によくあるタイプのプラスチックの背もたれがついた椅子)が一脚あったそうです。
以前入院した時の椅子もこんなタイプで、もちろん一睡もできませんでした。

こんなに良いものでもない、ただの椅子。


夫が他の付き添いの方がリクライニングチェアを使っているのを見て、
あのタイプの椅子はないか?と聞いてくれたそう。ありがたい・・・私が聞いていたら多分スルーされて終わってたかも(笑)

という訳でリクライニングチェアを手に入れたので、今回の滞在は快適?でした。
心配で2、3時間ごとに熱を測っていたので、寝不足ではありますが、雲泥の差!背もたれすごい!

あとは香港あるある、部屋がめちゃくちゃ寒いです。
息子には家からブランケットを2枚持って来ていたので、カバーしてあげられましたが親はとにかく寒い。
着てきたコートを羽織って、ブランケットを借りてブルブル震えておりました。

しんどいポイント④トイレに行けない!

持ち物リストに追加で大人用のオムツあってもいいかもと思うぐらい。汗
今回付き添い入院しましたが、病室(9階)のトイレは患者専用とあり親の使用は禁止されていました。
メインフロア(G階、1階)のトイレを使うようにと言われましたが、総合病院で患者も医者もナースも多いため、
エレベーターが来ない・来ても満員で乗れない・各階停車する・トイレの個数も少ないなどなど、かなり苦労しました。

それに加えて体調が悪く抱っこじゃないと泣く息子。(もちろん病室外には連れて行けない)
どうしてもと起きている時にトイレに駆け込んだ時は、大急ぎで戻ってきた際に号泣している息子を見て心が痛みました。

このハードモードさ、伝わりますでしょうか・・・寝たらチャンスとばかりにトイレに駆け込んでいました。
あまり自分の水分を取っていなかったです。

しんどいポイント⑤ドクターと話せるのは一日二回まで・不在時はスキップ

これは私だけなのか分かりませんが、やはり子どもの病気については聞きたいことが盛りだくさん。
ナースや看護実習生は頻繁に病室に来て、熱を測ったり、食事量や排尿の有無を聞きにきますが
毎回同じことを何回も聞かれるので、ちょっと辛い時もあります。ちゃんとそっちでメモってくれてる?!ってなるので、
個人で記録しておくのがおすすめ→おすすめアプリ、ピヨログ

私の体験ではドクターの回診は朝と夕方の2回です。時間はわからないので、とにかくトイレに行けない。笑
以前私がトイレに行っていて回診がスキップされ、いつドクターと話せるのか?と聞いたら、夕方の回まで会えませんでした。本当に香港の病院って忙しいんですよね。

しんどいポイント⑥大忙しの退院

回診で退院しても良いと言われたら、すぐに退院の準備をしたほうがいいです。

  • 荷物をできる限りまとめておく
  • ナースが来て、支払いレシート・処方箋・書類(入院の証明書類・保険用の書類など)をくれます
  • 会計部に行って支払いを済ませる(時間外はHA GOアプリからも支払い可能とのこと)
  • 薬局に行って処方箋提出→番号をもらえるので、その番号が呼ばれるまでひたすら待つ

私は待ってられなかったので、一度病室に戻り、最終的な荷造りをすませます。

まとめ

愚痴ブログのようになってしまいましたが、元気に退院出来たおかげてこの記録が残せています。
本当に医療職の皆さんには日々感謝してもしても、足りないぐらいです。ありがとうございます。

健康のありがたみ、大切さをしみじみ感じた入院となりました。今年は予防を心がけます。

ちなみに一泊二日の入院代金は、薬と合わせてHKD 60(日本円にしておよそ995円)でした。安っ!

読んでいただきありがとうございます。
また次回からは元気にお届けしますので、どうぞよろしくお願いします。

皆さんも健康第一で過ごしてくださいね。また次回〜!

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この記事を書いた人

かおり
33歳、香港在住6年目・結婚4年目。
✦香港で日系企業に就職。現在は転職し、外資系企業にて勤務。
✦広東語初心者・英語勉強中。マルチリンガル育児に奮闘中
✦香港でマイホームを買うことが目標。お得情報・ポイ活大好き
✦親バカ夫婦。時折夫が登場するかも。

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