マルチリンガル育児日誌:保育園受験その①香港の教育システム

こんにちは

港×日夫婦 ワーママかおりです🤱

香港に住んでいて、共働きしながら1歳の息子を育ています。

受けていたプレナーサリーの面接が取り急ぎ終わり、ちょっと気持ちに余裕が出てきたので

香港のお受験について軽くまとめたいと思います。

※当方お受験ママではなく、受験はローカル校のみです。その点ご了承くださいませ。

香港のナーサリー(保育園)について

まずは香港の教育制度と我々夫婦のバックグラウンドについてお話しします。

香港の教育制度

香港の教育制度は日本の制度とは異なります。4月始まりなのは日本ぐらいなのかしら?

(調べてみたら、シンガポールは1月・韓国は3月などありましたが、やはりほぼ9月始まり)

香港の教育システムはイギリス式だそうです。以下ウィキペディア参照 英語 日本語

日本は3-6-3-3制に対し、香港は3-6-6制です。個人的には中高は分けたい気持ちがあります。

なんか日本の高校生ってすごく特別な時間じゃないですか?(私だけかな)

年齢学年(香港)学年(日本)
2-3PN (pre-nursery)プレ
3-4Kindergarten 1幼稚園年少
4-5K2幼稚園年中
5-6K3幼稚園年長
6-7Primary 1 (義務教育)小学1年生 (義務教育)
7-8Primary 2 (義務教育)小学2年生 (義務教育)
8-9Primary 3 (義務教育)小学3年生 (義務教育)
9-10Primary 4 (義務教育)小学4年生 (義務教育)
10-11Primary 5 (義務教育)小学5年生 (義務教育)
11-12Primary 6 (義務教育)小学6年生 (義務教育)
12-13Secondary 1 (義務教育)中学1年生 (義務教育)
13-14Secondary 2 (義務教育)中学2年生 (義務教育)
14-15Secondary 3 (義務教育)中学3年生 (義務教育)
15-16Secondary 4 (義務教育)高校1年生
16-17Secondary 5 (義務教育)高校2年生
17-18Secondary 6 (義務教育)高校3年生
>18University大学

かおり
日本に比べて香港の方が義務教育が3年長いんだね〜
大学まで通わせたいけど、どこの学校に入れようか。


そうそう、だからこそ学校選びはとても重要なんだ。
まずは自分達の意見の擦り合わせから始めよう。
かおりはどんな学生だった?

夫婦の教育バックグラウンド

かおり:小中高大全て日本。小中高は公立万歳の田舎で育ち・大学は私立に入りました。

小学校低学年で午前授業(半ドン?)が終わり、ゆとり教育スタート。

英語は中学で始め、大学の留学先で夫と出会った時は壊滅的英語力。

英語を書けば必ずスペルを間違え、Polar bear(北極熊)すら知らないレベル・・・

学生時代の好きな科目は家庭科・苦手な科目は数学と体育。(英語じゃないんだ。笑)

真面目であることだけが取り柄の学生でした。

夫:小中高大全て香港の公立校。

中高の授業はほぼ英語。日本でいう生徒会役員をしてた真面目な夫。

好きな科目は生物と歴史・苦手な科目は美術と音楽です。

教育ドラマ(ドラゴン桜やビリギャル)が好きです。確かに香港ではそんなジャンルの話あまり見かけないね(笑)

お受験には親の教育バックグラウンドが重要?!

なぜ親の話をしたかというと、子どもの進路を決めるにあたって

親のバックグラウンドが重要になることがあるんです!

親や兄弟の出身校だとポイントが加点される点もあり、面接の申し込みフォームにも親の出身校まで書かされます。

私みたいな海外の無名校出てる人はどうなるのかと思うのですが、、そこは香港人の日本好きに期待したいところです(笑)

妊娠中から願書必須、早生まれお断りのナーサリーも!

香港では妊娠中から願書が必要なプレナーサリーもあります

あとは系列のプレイグループに入るべきだとか、○月生まれまで選考に進める=早生まれお断り?などびっくりする話も。

注:全ての学校がそうなのではなく、有名校・人気校ではそのような制限があります。

あとはお受験コンサルから〇〇しておいた方がいいよとアドバイスされたり、、でしょうか。

外国人ママにとっては情報つかむので既に手一杯ですよね。我が家も右も左もわからず、お受験コンサル利用したことがあります。

将来の志望校があれば、その学校に進みやすくなるような関連校やお受験のアドバイスをくれるので、将来この学校に入れたい!という希望のあるご両親は是非利用してみてください。

今までお受験ママ=勉強面厳しく!だと思っていたのですが、それだけでは無さそうです。。

大B?小Bとは?

日本では1月以降生まれが早生まれと言われるので、ちょっと混乱しますが香港では以下のように言われます。

2024年9月に幼稚園(K1)に入学する(2歳8ヶ月以上である)場合

BとはBB(赤ちゃん)のこと

超大B 2020年10月-12月生まれ

大B 2021年1月-4月生まれ

中B 2021年5月-8月生まれ

小B 2021年9月以降生まれ

大人になると早生まれなんて全く気にならない(どころか少しだけ若いのが羨ましいぐらい、笑)ですが
赤ちゃんの数ヶ月・ましてや1年ってかなりの違いですよね。先月までつかまり立ちだった子が、今月には歩きますからね・・

留年という選択肢!

日本だと留年という響きは結構マイナスなものとして捉えられることがあるのではないでしょうか?
前述した通り、早生まれ遅生まれで約一年の違いがあるので、「あえて」入学や進学を見送るという選択肢もあります。

ここは香港らしい合理的な点ですね。

メリットは余裕を持って幼稚園や小学校に入れられるということですかね。
自分がクラスで一番年上ということで出来ることも多くなり、子どもの自信につながると考えるご両親もいます。
留年がマイナスでなくメリットという考え方、とても柔軟でいいなと思います。

クラスメイトに付いていけなくて、お勉強嫌だって子もいますしね。
(私もまさにそのタイプです。算数は小学3年生で諦めました・・・香港で進学するべきだったかな。)

次は公立・私立の違いと、志望校を決めるポイント・幼稚園の調べ方をシェアできればと思っています。
ではまた次回〜読んでいただきありがとうございます♪

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この記事を書いた人

かおり
33歳、香港在住6年目・結婚4年目。
✦香港で日系企業に就職。現在は転職し、外資系企業にて勤務。
✦広東語初心者・英語勉強中。マルチリンガル育児に奮闘中
✦香港でマイホームを買うことが目標。お得情報・ポイ活大好き
✦親バカ夫婦。時折夫が登場するかも。

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