#4 初心者向け声調のコツ
今回は初級向けの広東語声調のコツをご紹介します。
広東語で難しいと言われるのが声調です。超初級の人におすすめのコツをマスターしましょう。
Youtube動画
※こちらはYoutubeに投稿した動画を、文字に起こし、修正及び補足を含むまとめ記事です。
よろしければ是非動画もご覧ください。
初心者向け広東語声調のコツ
今回は初級の方のための、声調のコツをご紹介します。
正しくきれいに発音したい、正確にネイティブのように発音したい!という方は、
頑張って6種類の声調をマスターするしかないんですが、
「とにかく広東語の勉強を始めたけど、声調が難しい!」という方、
「挨拶の単語は覚えたけど、声調が間違っていて伝わらない!」という方のためにCatOnKneesオリジナルの、コツをご紹介します。
気をつけるのは1の声調
コツと言っても大したことではなく、一つだけ!
「 声調1の音、一番高い発音 を意識する」ということです。
6つの声調の違いは、是非動画で確かめてみてください。
ネイティブの発音を聞いていただいたらわかると思うんですが、
1の発音は高い音から始まっていて、それ以外は、真ん中か下から音が始まります。
そのため、1の発音は、他との区別がしやすい音なんです。
だから、1の音か、そうでないかだけ気を付ければ伝わる確率がぐっとあがります。
コツを使って、声調の使い分け
広東語のことを 廣東話 gwong2 dung1 wa2 ごん どん わー といいますが
真ん中にこの要注意の1の発音があります。
1を高い 1以外を低い と意識して読んでみます。
低い の部分が、2の発音だろうが、3、4、5、6の発音だろうが、
1かそうでないかだけ気をつければなんとか伝わります。
これさえ間違えなければ、他の2の発音の部分を3、4、5、6の発音にしても、伝わります。
逆に、1の発音を1以外で発音したり、2の発音を1の発音に間違えると、途端に通じなくなります。
日本人: 日本人 yat6 bun2 yan4 やっ ぶん やん
一般人: 一般人 yat1 bun1 yan4 やっ ぶん やん
前回も紹介しましたが、これも同じです。
要注意の1の発音さえ間違えなければ、どちらをいっているか伝わります。
低 低 低 と発音すると日本人に近い発音になり、
高 高 低 など、と発音すると一般人に近い発音になります。
6つの声調をきちんと意識して発音できるようになるのは、ある程度話せるようになってから直していけば良いので、
初級の間は、「伝わる」ということを優先に考えて、なまってるなと思われても気にしないで、
とにかく1の発音を意識してみてください!
伝わる率はぐっと上がると思います。
語彙一覧
広東語 | 日本語 | イエール式 | 粵拼 | CatOnKnees式 |
廣東話 | 広東語 | gwong2 dung1 wa2 | gwong2 dung1 waa6 | ぐうぉん(ぐ) どん(ぐ) わー |
日本人 | 日本人 | yat6 bun2 yan4 | jat6 bun2 jan4 | やっ(と) ぶーん やん |
一般人 | 一般人 | yat1 bun1 yan4 | jat1 bun1 jan4 | やっ(と) ぶーん やん |
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